世界的ストリートアーティストBanksyが描いたグラフィティ~
世界的に有名なストリートアーティストBanksy(バンクシー)が、
フランスのCalais(カレー)で、3つの作品をゲリラ的に描き話題になっています。
彼の作品は、反社会的なメッセージが強く私も大好きなのですが、今回もかなり強烈です。
先々週、フランスの地方代表選挙の1回目で、極右のFNが圧勝したので、それに脅威を持ったのか、
FNの党首マリーヌ・ル・ペンが出ている
Nord Pas de Calaisを選んだようです。 フランスのカレー市は、難民が多い街で、
ドーバー海峡を泳いでイギリスに渡ろうとする人が絶えず、亡くなる人も多く問題になっています。
今回、バンクシーの3つのグラフィティは、そんな難民に敬意を表して描かれました。
(写真は全てお借りしました。)
スティーブ・ジョブズ氏が、身の回り品だけ入った小さなバッグを肩にかけ、
右手にはマッキントッシュのコンピューターを持っています。
ジョブズ氏が、シリア移民の息子で、アメリカで70億ドルの税金を払う大企業を作ったことを例に挙げ、
難民に対する世論の”国の損失にしかならない”という考えを否定したくて書いたそうです。
これは、難民キャンプの中に描かれています。
こちらは、テオドール・ジュリコーの”メデューズ号の筏”を真似たもので、
今年の4月に、地中海で遭難したリビアの難民達の冥福を祈り描いたそうです。
こちらは、海岸の救護センターに描かれたもので、
女の子が望遠鏡で遠くを眺めている傍らでハゲタカが見ているというグラフィティ、
何だか意味深です。
フランスだけでなく、世界で問題の難民受け入れについて、深く考えさせられる作品です。
結局、先週末の2回目の最終地方代表選挙では、FNは、大敗しました。
フランスのCalais(カレー)で、3つの作品をゲリラ的に描き話題になっています。
彼の作品は、反社会的なメッセージが強く私も大好きなのですが、今回もかなり強烈です。
先々週、フランスの地方代表選挙の1回目で、極右のFNが圧勝したので、それに脅威を持ったのか、
FNの党首マリーヌ・ル・ペンが出ている
ドーバー海峡を泳いでイギリスに渡ろうとする人が絶えず、亡くなる人も多く問題になっています。
今回、バンクシーの3つのグラフィティは、そんな難民に敬意を表して描かれました。
(写真は全てお借りしました。)
右手にはマッキントッシュのコンピューターを持っています。
ジョブズ氏が、シリア移民の息子で、アメリカで70億ドルの税金を払う大企業を作ったことを例に挙げ、
難民に対する世論の”国の損失にしかならない”という考えを否定したくて書いたそうです。
今年の4月に、地中海で遭難したリビアの難民達の冥福を祈り描いたそうです。
女の子が望遠鏡で遠くを眺めている傍らでハゲタカが見ているというグラフィティ、
何だか意味深です。
フランスだけでなく、世界で問題の難民受け入れについて、深く考えさせられる作品です。
結局、先週末の2回目の最終地方代表選挙では、FNは、大敗しました。
by bonjourbordeaux
| 2015-12-15 00:03
| 仏の映画&テレビ番組& 音楽&アート
2013年5月からボルドー在住。ジャンルを問わずフランスの面白情報を綴っています。
by カヌレ
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